

この記事の内容
☑︎WHOがパンデミック宣言をしない理由
☑︎噂の2つの勢力
絶対的な確証はなく、あくまで噂程度さしずめ都市伝説的な内容に近いです。
こんな方におすすめ
- WHOがパンデミック宣言をしなくて疑問に思っている方
- 話のネタを探している方
目次
- WHOがパンデミック宣言をしない理由ーその1ー
- WHOがパンデミック宣言をしない理由ーその2ー
- まとめ
1.WHOがパンデミック宣言をしない理由ーその1ー
WHOテドロス事務局長は中国に恩があること、テドロス氏の出身国エチオピアが中国の投資で支えられている投資関係によるところが大きいと言われています。
WHOの事務局長であるテドロス氏と中国の行き過ぎた蜜月の関係
これがWHOがパンデミック宣言をしない、正確にはできない理由の1つです。
テドロス氏と中国の関係性
現WHO事務局長を務めるテドロス氏の今までの経歴と中国の関係性を紹介します。
テドロス氏の経歴
テドロス
- 本名:テドロス・アダノム
- 年齢:55歳(2020年3月現在)
- 出身地:エチオピア帝国 エリトリア州アスマラ(現在のエリトリア)
- 所属政党:ティグレ人民解放戦線
経歴
【1986年】アスマラ大学から生物学の学士号を取得
【1991年】ロンドン大学衛生学熱帯医学部で感染症の免疫学の修士号を取得
【2000年】ノッティンガム大学で地域保健学の哲学博士号を取得
【2001年】ティグレイ地域保健局長 就任
【2003年】保健副大臣 就任
【2005年】保健大臣 就任
【2012年】外務大臣 就任
【2016年】WHO事務局長に立候補を表明
【2017年】WHO事務局長に当選 就任
めちゃくちゃ勤勉で結果も残す超優秀な方のようです。各職務に在任中も彼は素晴らしい功績を残しています。


中国との歴史と関係性
テドロス氏の出身国であるエチオピアは中国から多額のインフラ投資を受けている実態があります。
エチオピアへの中国の投資件数は1992~2019年に1,143件(エチオピア投資委員会調査結果より)とエチオピアの工業分野は中国からの多額の投資によって支えられているんです。
具体的な中国からエチオピアへの投資金額は2019年の直近で約15億ドルにもなり、この投資金額は全体総額の60%を占めています。
エチオピアはチャイナ・マネー無くしては国家維持ができないまで依存してしまっているという構造になっているわけです。
仮にテドロス氏が中国に対してポカをしようものなら、習近平国家主席はエチオピアが国家維持ができないほど投資額を絞ってくる可能性だって考えられます。
例えば今回の新型コロナウイルスの発症が中国の武漢発祥としてパンデミック宣言をするとどうなるでしょう。
中国の国家イメージだけでなく、経済的・政治的な打撃を受けかねません。
そうなると中国側は黙っていないですよね。
テドロス氏は恩に背き、故郷を危険に晒すわけにもいきません。
アメリカのウォールストリートジャーナルでも「WHOは中国に配慮し過ぎた結果、早期にパンデミック宣言ができなかった」という趣旨を綴っていますし、フランス紙のルモンドでも「中国側がWHOに対してパンデミック宣言をしないように政治的圧力をかけた」と報じました。
2.WHOがパンデミック宣言をしない理由ーその2ー
特定の投資家からの圧力
アメリカの金融関係の表に出ない話を暴露することで有名なサイト「Zero Hedge」がWHOが断固としてパンデミック宣言をしない極めて特殊な理由を記事にしていました。
参照:https://www.zerohedge.com/markets/covid-19-outbreak-meets-another-catastrophe-bond-trigger-condition
簡単に要約すると、新型コロナウイルスはカタストロフ債(CATボンド)という投資商品として世界銀行が発行をしていて、今年の7月に満期到来し、期日を満たした場合は購入した投資家たちに巨額の利益が得られる条件が整いつつあります。仮に7月前にパンデミック宣言(疫病認定)をしてしまうとカタストロフ債はデフォルトされるため利益は発生しないものとするとなっているため、特定の投資家達はパンデミック宣言(疫病認定)を望んでおらず、WHOにパンデミック宣言をしないように圧力をかけています。
という内容でした。
カタストロフ債(CATボンド)って
特定の条件下での巨大地震, ハリケー ン, パンデミックといった大規模災害 (catastrophe)3) の発生をイベント・トリガー として元本が毀損する仕組債の一種である。 元本毀損のリスク (すなわち, CAT リスク) に晒される対価として, 高いクーポンが設定される。
(引用元:https://www.nomuraholdings.com/jp/services/zaikai/journal/pdf/p_201107_02.pdf)
起こるか起こらないかわからない大規模災害というモノに投資をして、今回の新型ウイルスなどの場合はパンデミック宣言をされたら全てがパーとなり、パンデミック宣言がされなければ高い利率でリターンがあるよ。ということですね。
発行金額
2017年世界銀行が発行した金額は4億2,500万ドルです
カタストロフ債の2つのトランシェ

トランシェとは
証券化商品を、リスクレベルや利回りなどの条件で区分したもの。特定の条件により区分することをトランチング(tranching)といい、区分された各部分をトランシェという。
要は投資家にリターンを支払う支払わないの明確な線引きのことです。
2つのトランシェ
- クラスA:発行高2億2,500万ドル、金利6.9%、PEFを「特定の国で死者2,500人以上に達し・・・」で定義
- クラスB:発行高9,500万ドル、金利11.5%、PEFをより緩やかなレベル(低い死者数等)で定義
※PEFとは緊急の疫病流行に備える資金調達=Pandemic Emergency Financing Facility (PEF)のことを指します。
3.まとめ
とはいえ、ここまでの話はあくまで噂でとどまるレベルで憶測の域を超えません。
パンデミック宣言を7月以降に行ったとしたらば、もしかしたらカタストロフ債がらみの投資家達からの圧力があったというのは真実味を増すかもしれませんね。
過去の話になりますが2009年に新型インフルエンザでパンデミック宣言をして、それが誤警報問題として大きく取り沙汰されたこともありますから単純に慎重になっているだけかもしれません。
中国と韓国は感染者の増加速度が落ち着いてきてますが、イタリアとイランはまだ依然として感染者数が増加傾向にあります。
いずれにしても1日も早く収束することを願うばかりです。

