TOEICリスニングセクションパート2についツイートでこんなことを呟きました。
TOEICリスニングセクションパート2の問題数は25問です。
半分以上は抑えておきたい方向けに解答のコツでもブログ記事にしていきます📖#TOEIC#英語— 衝撃のにゃおす@プロブロガー (@nyaosublog) February 12, 2020
今回は TOEICリスニングセクションパート2の攻略法を投稿していきます。
こんな方におすすめ
- パート2に苦手意識を持っている方
- TOEIC600点を超えられない方
- リスニングが全体的に苦手な方


<目次>
- TOEICパート2 応答問題パターン紹介
- TOEICパート2 分析/攻略法
- まとめ
1.TOEICパート2 応答問題パターン紹介

まずはパート2に出題される問題パターンを紹介します
問題パターン
- WH疑問文
- Yes/No疑問文
- 選択疑問文
- 勧誘/提案
- 依頼/命令
- 陳述
出題の割合にバラつきはあれど、パート2で出題される傾向にある問題のパターンを知っておいてください。
2.TOEICパート2 分析/攻略法
まずは敵を知るためにパート2で出題される問題の分析を行い、それに沿って攻略法を書いていきます。
TOEICパート2 WH疑問文の分析
WH疑問文とは
- Who
- When
- Why
- Where
- What
で始まる疑問文のことです。
パート2全体のおよそ半分がこのWH疑問文が占めています。

TOEICパート2 WH疑問文の攻略法
音声がスタートしたら最初の単語に全集中力を注いでください。

例文
Where can I find the most recent sales data?
(最新の売り上げデータはどこにありますか)
(A)The store’s having a sale.
(その店はセールを行っています)
(B)It’s on my computer.
(それは私のコンピュータにあります)
(C)No,not recently.
(いいえ。最近ではありません)
という問題が流れてきたとしましょう。
音声の全てを聞き取ることができなかったとしても、Whereを聞き取っていることができれば、(A)と(C)を選ぶ事はないでしょう。
Whereの「どこに〜?」だけでも聞き取れていれば場所を示している(B)が最適と判断できます。
ポイント
音声が流れたら初手に集中力を注ぎ、冒頭部を聞き取りましょう。
もし、聞き取れなかった場合は解答が難しくなるので気持ちを切り替えて次の問題に備えましょう。
Yes/No疑問文の分析
解答がYes/Noで解答できる疑問文です。
Yes/No疑問文とは
- Do you〜?
- Did you〜?
がYes/No疑問文に当たります。
例文
Does Kevin know that we’ve made a lunch reservation for one o’clock?
(Kevinは、私たちが1時の昼食の予約をとったこと知っていますか)
Did you hear the news about the merger?
(あなたは合併について知らせを聞きましたか)
Yes/No疑問文の攻略法
WH疑問文同様に大原則としては会話が自然に流れるものを選択しましょう。
音声が流れてきて上記の疑問詞が聞き取れたら、Yes/No疑問文だと判断できるようにこちらも冒頭部分を聞き取れるように集中を最大限に発揮してください。
注意
Yes/Noで解答できないパターンも存在します。
それは【どちらでもない】or【わからない】の解答の時です。
また、質問に質問で返す場合も存在します。
公式問題集や他参考書でもこのパターンに当たったら、意識して確認と復習をしてください。
選択疑問文の分析
〜しますか?
〜どちらにしますか?
などの解答者に選択させることを促す疑問文です。
例文
Would you like me to arrange a shuttle to the airport?
(私が空港へのシャトルバスを手配しましょうか)
Will you prepare handouts or a slide show for your workshop?
(あなたが研修会のために準備するのは、スライドショーですか、それとも配布資料ですか)
選択疑問文の攻略法
解答パターンを知っておくことがポイントです。
解答パターン
- どちらかを選ぶ
- どちらでも(なんでも)いい
- 保留(どちらも選ばない)
選択疑問文はこの3つの解答パターンがあることを意識してリスニングに望んでください。
どちらかを選ぶは様々な問題に触れている人は慣れているものですが、どちらでもない、保留のパターンの場合はあまり馴染んでいない人が多いです。
日頃の問題をこなす際に、この解答パターンに出会ったら意識して覚えておくようにするといいでしょう。
勧誘/提案の分析
例
- Shall we〜?
- Let’s〜?
- How about〜?
〜しませんか?、さあ、〜しましょう、〜はどうすか?のパターンです。
WH疑問文やYes/No疑問文同様に冒頭の単語がある程度決まっています。
勧誘/提案の攻略法
冒頭の単語を聞き逃さない意識ももちろん重要ですが、選択疑問文同様に解答パターンに注意をしてください。
この問題での解答パターンは次の3つです。
解答パターン
- 了解(受け入れ)
- 否定(追加で断る理由)
- 保留(返答の先延ばし)
特に注意して欲しいのが否定(追加で断る理由)です。
Sorry〜.Becuase〜.といった具合に文が続きます。断定的にNoと解答する事はTOEICではないので覚えておきましょう。
ただ、この勧誘/提案の問題パターンはそこまで頻出ではないので勉強においてはそこまで注力をする必要ないです。
このパターンに勉強時間を費やすならば、WH疑問文やYes/No疑問文に慣れることに時間をかけた方が得策です。

陳述/意見の分析
パート2で25問のうち2〜3問程度しか出題されませんので軽く触れておきます。
例文
I don’t think we can afford to start the store renovations yet.
(私は、当店はまだ店の改装を始める余裕はないと思います)
今まで「?」で終わる疑問文でしたが、陳述/意見の場合はピリオドで終わる肯定文の型式です。
聞き手に何か質問をしているわけではなく、自分の考えをただ述べているだけのパターンです。
陳述/意見の攻略法
心情的には知らんがなって感じ

話し手の勝手な呟きに解答するのですが、ポイントは【会話が自然に流れる】解答を選択してください。
その場合、質問する、提案する、同意見を述べるとあらゆるパターンが存在します。
分析の例文であげた解答として次の選択肢から適切なものを選ぶとしたらどれにしますか
解答
(A)That’s not what Mike said.
(それはMikeが言った事とは違います)
(B)Yes,it’s attracting more customers.
(はい、それはより多くの顧客を引き付けています)
(C)The product display areas.
(商品の展示エリアです)
この場合、適切な解答は(A)になります。
様々なパターンが考えられますが、あくまで【会話が自然に流れる】選択肢を聞き取って選択してください。
他の攻略法のように冒頭に集中して最初の単語を聞くというテクニックは通じないのがネックですが、幸い2〜3問しか出題されませんので、どうしてもわからない場合は飛ばして次の問題に集中してください。
強いてあげるなら、自分が実際に話しかけられているような気持ちで臨むことが大事です。
3.まとめ
記事のまとめ
- WH疑問文の冒頭を聞き逃さない。
- Yes/No疑問文はYes/Noの解答だけではない。
- 選択疑問文では「どちらでもない」「保留」のパターンに慣れる。
- 勧誘/提案と陳述/意見の問題は頻出ではない為、取れたらとるぐらいの気持ちでOK。
- 大原則は【会話が自然になる】選択肢を選ぶこと。
25問ありますから、25人の人と個人的に会話をするイメージで臨むことも最後におすすめしておきます。
また、復習方法としては間違えた問題、わからなかった問題を拾い、ディクテーションとオーバーラッピングとシャドーイングをして土台となるリスニング力を強化させていきましょう。
ディクテーションとオーバーラッピングとシャドーイングの方法がわからない方は過去に投稿したこちらの記事を読んでください。

読んでくださってありがとうございました。
