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リーダーシップ論から見る、いいリーダーになる為の実践訓練

こんにちわ。にゃおすです。

 

今日は取引先の社長からの依頼で社内の若手(リーダー候補)に向けて

リーダーシップ研修を企画してもらえないかという依頼を受けていたので

その約束を果たしてきました。

事前にとった【リーダーになりたいか】というアンケートでは

事前アンケート結果

なりたい人10%

なりたくない人70%

どちらでもない人20%

という結果でした。

これを受けて本日研修を行ってきましたが、

せっかくなので自作の研修資料を以て、にゃおすブログにも記事にします。

 

さて

家庭、職場、学校いろいろ形はあれど

日ごろ私は【組織】という単位の中で生活をしています。

組織には必ずリーダーがいて、あなたの意思に構わずその役目を課せられるかもしれない。

もしくは既に課せられているかも。はたまたリーダーなってみたいなという

人に向けて今日はリーダーシップについて記事にしていきます。

目次

①リーダーシップとは何か

②リーダーシップのアプローチ1-包括的特性-

③リーダーシップのアプローチ2-状況-

④リーダーシップの育み方

⑤さいごに

①リーダーシップとは何か

まずリーダーシップの定義について

「自己の理念や価値観に基づいて、魅力ある目標を設定し、またその実現体制を構築し、

人々の意欲を高め成長させながら、課題や障害を解決する行動」

引用ーWikipediaー

中学も高校も美術の成績万年3の絶妙なセンスをもつにゃおすが

この定義を絵に起こしてみると下記のようになります。

※赤で囲っているのは定義で述べた課題や障害です。

要はこうして目標を設定し、障害や課題をクリアしつつも周りを扇動するために

フラッグを持ち続けられる人がリーダーです。

リーダーシップの変遷

実はリーダーシップは1900年代から現在まで研究をされてきている

意外と古い歴史をもつものなのです。

下記はリーダーシップについての研究の変遷です。

~1940年代:特性理論

【特性理論】

リーダーシップとは生まれ持った才能である。

1940~60年代:行動理論

【行動理論】

いや違う。特定の行動をするのがリーダーだ。

1960~80年代:条件適合理論

【条件適合理論】

いや待て待て。

条件に合わせて行動できるのがリーダーだ。

 

1980~現在:コンセプト理論

【コンセプト理論】

条件だけじゃない。設定した目標の内容も加味してあらゆるものに適合できるのがリーダーだ。

と年代を重ねるごとに新たな議論を生み研究精査されてきた分野なのです。

ちなみに【条件適合理論】は1世代前の研究結果ですが、現在でも会社の研修でも

題材として使用されています。

尚、現代においてはコンセプト理論が一般的なリーダーシップ論として最終位置づけになっています。

②リーダーシップのアプローチ1-包括的特性-

リーダーシップ研究の権威の1人であるジョンアデアは

リーダーは下記の7つの特性を示す必要がある提唱しています。

・熱意

・誠実

・タフネス

・温かさ

・公明正大

・謙虚

・信頼

引用ー英国超一級リーダーシップの教科書 著者:ジョン・アデア

何事にも一生懸命に手を抜かずに取り組む「熱意」とあらやることに真摯に向き合える「誠実」を示すことが必要です。ともすればリーダーは時として高度な要求を求めることもありそれによって不平不満をぶつけられることもあります。それに耐えうる「タフネス」も示しなさい。また、常に思いやりという「温かさ」と誰に対しても平等でお気に入りはつくらない「公明正大」なこころ、そして決して傲慢にならない「謙虚」さも示しなさい。そして、最後に周りからも然ることながら自分自身を「信頼」してあげることが大切です。

 

示しすぎじゃない?

 

③リーダーシップのアプローチ2-権威-

アプローチ1で触れた7つの特性をもっていたら優秀なリーダーになれるんですか?

そういうことでもないみたいです。

ここではその理由に触れていきます。

アデアは7つの特性を包括していても、その状況によって特性は軽視される傾向にあると結論づけています。

下に紹介するのがリーダーの7つの特性を軽視する権威とイメージ人物像です。

4つの要因

・地位と階級からくる権威(ドラゴンボールのフリーザ様)

・知識からくる権威(堀江貴文氏、孔子)

・個性からくる権威(リンカーン、孫正義)

・道徳的権威(ネルソン・マンデラ)

どういうことかというと例にとって説明すれば

ドラゴンボールのフリーザ様は惑星の強奪に熱意をもち、ナメック成人にも誠実に対応、戦闘力53万のタフネスと部下に時折見せる思いやりを持ち皆に平等あり、孫悟空という敵にも謙虚な姿勢で丁寧語を使いコミュニケーションが取れ、かつ自分は宇宙の帝王と称されることに絶対的な自信を持っています。

正しくジョンアデアが提唱する7つの特性を示すことのできるリーダーです。

しかし、このフリーザ様が孫正義率いるソフトバンク社のCEOになったとしたらどうでしょう。おそらく経営の知識はないでしょう。簿記3級すらとっていないでしょうし。あまつさえ売上が低迷してくれば他キャリア契約者の家に押しかけ「契約しないと殺しますよ」とナメック星攻略時と同じ手法をとる姿が容易に想像できませんか。

果たしてそれが優秀なリーダーといえましょうかー。

フリーザはリーダーの7つの特性を持っていて地位と階級からくる権威によってリーダーとなり宇宙を股にかける不動産業を営みブイブイ言わせていたわけです。

しかしこの通信業界では孫正義の様なカリスマという個性からくる権威でないと成り立たない業界だったわけです。

地位と階級の権威ではどうすることもできない通信業界で働くとなった途端、リーダーとしてのフリーザ様が霞んでしまうんです。

これが権威が特性を軽視するということです。

 

逆も然りで孫正義が惑星を奪い取り他所に売りつける宇宙不動産屋の代表取締役が勤まるでしょうか。彼もまた素晴らしいリーダーです。グループ会社の動向が芳しくなく減収減益の半期決算の結果でも物おじせず朗らかに株主総会では事情を説明しておりました。あの説明会で彼のカリスマ性を垣間見た気がします。しかし、ナメック星を奪い取るとなったらどうでしょう。難しそうですよね。まずナメック星人に瞬殺されることは間違いないでしょうし。日本円もドルもナメック星人からしたら只の紙ですからね。交渉にすらならないでしょう。持前のカリスマ性を以てしても業務を果たすことは叶わないことは容易に想像できます。

つまり、このアプローチ2では7つの特性を持っていても状況によっては、その特性は無視され権威の方が影響を与えてしまいますよという内容です。

④リーダーシップを育む方法

リーダーシップは昔から研究され歴史あるもの

7つの特性を示さなければならない

しかし、権威によっては軽視されてしまう。

そんな複雑なリーダーシップを育成する方法を紹介します。

結論から言うと実践あるのみなのですが、その中身を詳細に書いていきます。

実践行動4原則

1.目標計画を立てる

2.行動に移す

3.内省と評価をする

4.再度行動する

リーダーシップは複雑なものなのにそれを身に着ける為の策は非常にシンプルです。

そしてこれはそうPDCA(Plan Do Check Action)サイクルと同じです。

ただ、普通のPDCAサイクルと異なる点を強いてあげるとすれば

・組織で行うこと

・すべてを共有すること

ですかね。

組織があってこそのリーダーなので、このリーダーシップ育成も組織でPDCAサイクルを回してください。

題材はなんだっていいです。

1.目標計画を立てる

組織で達成すべき目標を計画してください。そしてそれを仲間と共有してください。

2.行動に移す

共有が終わったら仲間と共に達成に向けて行動してみましょう。

3.内省と評価をする

リーダーは行動を顧みて自身の内省と仲間を評価してください。

仲間はリーダーだけを評価してください。

洗いざらい反省すべき点と修正すべき点をピックアップしましょう

.再度行動する

3でピックアップした反省すべき点と修正すべき点を是正し再度目標到達に向けて

仲間で行動をしてください。

先に挙げた4つの権威を想定したバージョンごとで実践すると尚よしです。

実践効率を上げるエッセンス

PDCAを回すうえで以下の4つを意識してください。

1.目標(ゴールはなにか。そしてそれをどうするか)

2.チーム(目標を果たしながらいかにしてチームを統制し向上させるか)

3.個人(目標を果たしながらいかにして個人を向上させるか)

4.7つの特性をいかにして示すか

この4つだけでいいです。

この4つだけをまずは意識して取り組んでください。

さらに上記の実践をより効率よく進めるために必要なものは

ジョンアデアもP・ドラッカーと同様にアツく語っている

5W1H(WHO / WHAT / WHERE / WHY / WHEN / HOW)の中の

WHEN=時間

時間管理です。

漠然と取り組むのではなく時間軸を意識して行動することでメリハリも生まれます。

⑤さいごに

最近の研究ではリーダーシップとは後天的スキルであるとしていて

訓練を重ねるごとによって程度の差はあれど、誰でも確実に伸びるスキルであるともしています。

そして、そのスキルは今後の貴方の未来でも活用できます。

例えばリーダーシップを育成しておくことで家庭を持った時、その家庭という組織は

少なからずリーダーとは何ぞやということを知っているリーダーがいれば

そうでない家庭よりもよりよいモノとなるでしょう。

職場も例外なくです。

確かに責任が大きかったり、リーダーでない人と比較すれば大変かもしれません。

しかし、それをやりがいとは呼べないでしょうか。

他の人が経験できないことを経験し、他の人が会得できなかったスキルを得られるって

有意義なことではないですか。

この記事を読んでリーダースキルを手に入れてみたいと思えば

家庭、職場、どこでもチャンスがあればと飛びついてみてください。

きっとそれは貴方の財産になります。やり方次第で誰でもリーダーになれます。

 

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